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脳リハ便り04
2018.09.28
こんにちは。脳梗塞リハビリステーションの理学療法士の大久保です。
少しずつ気温も下がり、秋めいてきました。
さて、まず、ありがたいことに9月18日発行の下野新聞で、主に都内を拠点とする脳梗塞リハビリセンターの自費のリハビリ(リハセン式リハビリ)が取り上げられました。ここ脳梗塞リハビリステーション宇都宮は、当センターの提携施設として、リハセン式リハビリを導入し、提供させていただいております。このコラムをお読みの方は医療保険のリハビリの日数制限や、選択肢の一つとしての自費リハビリのことはご存知だとは思いますが、多くの一般の方々はご存知ないのが現状です。少しでも多くの方が目にしていただけたかと思うと嬉しい限りです。
では、血圧の話です。3.2.15呼吸、やっていますか?
深呼吸で落ち着きますよね。
今回は簡単なストレッチをご紹介します。
ストレッチとは、難しく考えないでください。柔軟体操です。もっと言うと眠くなったり、あきてきたりすると、あくびと一緒に背伸びをしますよね。あれです。大きく背伸びをすると気持ち良くなりますね。繰り返しお話しますが、「いやだな」「しんどいな」と思ったらストレスになります。逆に気持ち良いと感じれば、いわゆるストレス発散になります。
私の周りの運動嫌いの人達はストレッチや運動というと「しんどいのはいや」という反応をしますが、逆にしんどい運動はしなくて良くて気持ち良いなという程度で十分なのです。簡単にご説明しますと、人間の身体は骨と筋肉で動きます。筋肉が固いと(緊張が強いと)筋肉内を通る血管も圧迫され血圧が上がり気味になります。身体中がほぐれてやわらかくなるというイメージを持って楽に伸びましょう。
簡単ストレッチ
①背伸び
椅子に座ってでも立ってでもどちらでも結構です。ご自分の思い通りにゆっくり背伸びをしてください。出来れば伸びきったところで10秒キープ。回数に決まりはありません。3~5回気持ち良く出来る回数をやりましょう。
②背伸びから横倒し
大きく伸びた所から両手を組んで横に倒します。これもしんどくない程度に10秒キープ。左右1回ずつで結構です。
③両手を後ろに組んで胸反らし
両手を後ろに組んでアゴを上げながら組んだ手を斜め後ろに上げていくと胸を反らす形になります。胸の前側のストレッチです。これも10秒キープを3~5回。
④両手を前に組んで猫背強調
両手を前に組んでそのまま前へゆっくり押し出していきます。猫背は注意されますがあえて強調しましょう。肩甲骨が左右に開いていくイメージです。これも10秒キープを3~5回。
いかがでしょう。テレビを観ながらで結構です。CMの間にやってみてください。肩こりにも効果的ですよ。
今回はいつでもどこでも出来る血圧を下げるストレッチでした。
ではまた。
脳梗塞リハビリステーション宇都宮
理学療法士 大久保 利彦