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脳リハ便り03
2018.08.28
こんにちは。脳梗塞リハビリステーション宇都宮の理学療法士 大久保です。
相変わらず暑い日が続きますね。少し涼しいと思ったら、またぶり返し、今年は気が抜けません。熱中症対策に、水分と塩分補給がうるさいほど言われています。あれ?あんなに「塩分控えて」って言われていたのに夏は塩辛い味付けでいいの?ではないですよ。汗をかくとミネラル分が失われるので補給しましょうということで、食事の味付けを濃くしましょうではないです。補給のおすすめは、スポーツドリンクでいいのですが、甘さが気になる方は、麦茶とおしゃぶり昆布で良いと思います。水分とミネラル分が補給できます。
さて、前回呼吸のお話を少しだけしましたが、もっと具体的にということで、TVなどでおなじみの明治大学教授の斎藤孝先生の『3.2.15呼吸法』をご紹介します。
まず1度、息を吐き切ってから、3秒でゆっくり吸って、2秒ためて15秒で口からゆっくり吐き出します。お腹(丹田)が膨らんでくるのを感じながら吸って、口をすぼめるように吐くとゆっくり吐けます。最初は15秒吐き続けるのはしんどいと思います。ゆっくりと吐くことだけ考えてください。
呼吸法ってたくさん専門家がいて、何冊も本が出ていますが斉藤先生の方法はシンプルです。姿勢とか場所とか何回とか決まりはありません。まず2分間6セットやってみてくださいとのことです。気持ちが落ち着いてきます。気持ちが落ち着くと血圧が下がります。好きなことをしながらだともっとリラックスします。この感覚を味わってください。
この状態がリラックスモードです。逆が緊張モード、ストレスモード、戦闘モードです。
心臓がドキドキし、呼吸が浅く速くなり、血圧が上がってしまいます。
仕事、勉強、そして、忙しい間の家事などエンジン全開にならなければいけないストレスいっぱいの状況は、私達は皆多かれ少なかれ抱えています。ストレスゼロの環境はありえないので、出来るだけエンジンの回転数を抑えましょう。
「じゃあどうすれば?」と思う方もいるでしょう。自分で血圧を下げる方法、要するにリラックスモードに入れる方法をいくつか知っていると身体も脳も休めることが出来て、故障も少なく長持ちに繋がるということですね。
今回は『3、2、15呼吸法』をご紹介しました。
次回からストレッチ、ツボ、食事etc.,と小技を少しずつご紹介していきます。
ではまた!
脳梗塞リハビリステーション宇都宮
理学療法士 大久保